そういえば...確かにそうです。
あんなに高いんですものね。
はは...
ミズガルズの教授がこの話を聞いたらなんて言うだろうな...
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ま、それはそれとしてだ。
そもそも俺たちは第六階層を探索すんのかい?
それを決める前に酒場に僕らあての言伝が来ている。
そっちを先にこなそう。
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ええっと...
あ、あれじゃないか?
依頼を出してからずっと待ってたのかな。
...そうですね。
オーバーロード様は、人を超えようとしていた「人間」だったと思います。
ようするに、今からもう一度ジャガーノートと戦い倒せということか。
ジャガーノートの血を注ぐことで...
この聖杯が目覚めて禁忌の扉を開くカギになる?
いやでもさ、この呪銀の聖杯ってあらゆる命を奪うものなんだろ?
そんなの目覚めさせて大丈夫なのかな。
ジャガーノートとの戦いに必要なスキルは揃っている。
あとはグリモアで回復手段を用意すれば問題なく勝てるはずだ。
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まあっ。
まるでこの聖杯その物が、ジャガーノートの血を啜っているようです。
ほのかに紅く光ってやがんな。
これが、カナーンの言ってた「杯の目覚め」ってヤツなのかね...
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...。
第六階層、禁忌ノ森はオーバーロードによって封印されていたんだな。
そしてそれを解除するための呪銀の聖杯、
聖杯を目覚めさせるためのジャガーノート...か。
27Fの結界を開くには少し時間がかかるらしい。
今日のところは街に戻るよう言われた。
んじゃま、そうするとしますか。
何だかんだで第六階層も探索するハメになりそうだな。